言葉を吟味する

午前中の枚方さだATM教室のレッスン「胸と目を柔らかくする」でのこと。
下半身の不具合をカバーするために、上半身が固まっていた生徒さんのからだがゆるみはじめました。
今日で5回目のATMです。


「普通はどうするの?」「これであっているの?」ひとつひとつ確かめずにはいられないご様子だったので、講師は採点や評価をしないこと、どうしても気になる時は隣の人の動きを見てもよいと伝えると安心されたようで、それ以降はずっと目を閉じてゆったりと自分の動きにひたっておられました。

生徒さんが安心する言葉って、特別なものではなく目の前で起きていることを受容、共感することで生まれてくるのかもしれません。


回を重ねるごとにこの方の姿勢や立ちあがり方が変化し、目の輝きが増しています。
フェルデンクライス・メソッドで自分をなんとかしたいという強い想いが伝わってくるので、私も想いが深まります。


私は想いが募って喋りすぎる傾向があるので、言葉を吟味した私らしい言葉を探していたここ数カ月。
答えは外ではなく内側にあるようです。
私の経験を通して生まれた言葉たちが出番を待っているような気がしてきました。
たくさんATMを受けたコト、失敗したコト、悩んだり迷ったコトが生かされる時がきたのかなぁ。
いやっちゅうほど焦りまくったから、焦っている人の気持ちがよ〜くわかります。
できなかったコトができるようになって嬉し涙を流した日もありました。


目の前の生徒さんと共に学べることに感謝。
セミナーやワークショップを開催してくださる先生や先輩にも感謝。




フェルデンハウス北斗星の活動予定専用ブログを新設しました。

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