フェルデンクライス・メソッド・FI・レッスン

FIとはFunctional Integrationの略です。
「Functional Integration - 機能的統合」は、神経システム上あるいは心身の特別な問題、個人的なニーズに対処するために考案されたハンズオン・テクニック。1対1の個人レッスンで、ATMレッスンとは対照的に言葉によるインストラクションはほとんどありません。代わりに、柔らかく繊細なタッチでクライエントのからだに触れることによって、“脳”神経システムにアプローチしていきます。
 クライエントが快適で楽な感覚を味わいながら、自分自身の動きのパターンに気づきを深め、より効率的で健康的な“動き”を学ぶことを助けます。FI後は全身の機能に組織的統合が生まれ”動き”の質が向上します。それによって集中力、創造性が高まります。 クライエントは自分のからだと行動をより新しい効率的な方法で、再組織化する方法を学習します。



私の解釈ですが、フェルデンクライスはやりたいことをあきらめないで実現する方法を探すレッスンです。
からだの動きを探している過程で「肩こり」「腰痛」「目の疲れ」がラクになったり、こころのモヤモヤが晴れたりします。
これだけでもフェルデンクライスのよさは実感していただけますが、あくまでも通過点であって、最終ゴール、目標は「自己実現」だと私は思います。
よりよい人生を歩むための学習法。



体験したことがない方にはイメージしにくいと思います。
私はフェルデンクライスを始めた頃は、体操や整体のように考えていましたが、レッスンを重ねるごとに自分の中に気づきが生まれ、充実感があふれてきました。



フェルデンクライスを語り伝えることはとても難しいです。
勝手なお願いかもしれませんが、フェルデンクライスがどんなものか体験してから取捨選択して欲しいです。


■今日の勉強会

今日のフェルデンクライス勉強会は特別なもので、一般の友人たちにお願いして1時間ずつFI(個人レッスン)の練習相手(クライエント)になっていただきました。
ダンスの先生とヨガの先生というからだの分野では大先輩にあたる方へのレッスンは緊張の連続です。


それぞれのやりたいことや問題点をインタビューして、そのテーマを共に深めていく「クライエントの脳&からだと私の脳&からだ」。
言葉も使いますが、主に私の手がクライエントのからだと対話しています。
いろいろと提案をしたり、問いかけたりととても楽しい時間です。


1時間のレッスンのあとの1時間は感想をお聞きしたり、仲間とレッスン内容について構成動機や反省点をシェアします。
それを2回。
とても充実した密度の濃い4時間でした。


いよいよ2011年1月でフェルデンクライス・メソッド・プラクティショナー国際資格取得の予定です。
もっともっと練習したいです!!!
もっともっと上手になりたいです!!!