■遠方より友来る

東京と横浜の友人が北斗星に遊びに来てくれました。
帰省途中下車のゆきちゃんありがとう〜
北斗星で5時間過ごすためだけに来てくれたさとちゃんありがとう〜


27年前、出会ったころは若かった。
3年ぶりに会った2人は変わっていない。
けど…フェルデンクライスFI(個人レッスン)やATM(グループレッスン)をさせてもらったら、27年の月日の流れを感じたよ〜。
老眼、肩こり、腰痛、膝痛…いやはやお互いさまとしか言えないけど、みんなしんどそう。


だから、何をしても喜んでくれた。
練習相手になってくれて、意見感想もいただきありがとう。


東京駅の階段での足取りが軽くなったとさっきメールがありました。
Gパンのウエストがラクになったとも。




最近、診立てをすることに興味があります。
その場1回のワークを考えるのではなく、もし6回のワークを提供するならどんなことを共にやるのかの仮説をたててみる。
今日のゆきちゃんがあと5回通ってくれるなら、どんなATMがよいのだろうって。


とはいっても持ちネタがちょびっとなので、脳内ノートを検索してもたいしたアイデアは生まれない〜。
だけど嬉しいことに、この脳内ノート検索作業が脳内モルヒネを活性化してくれて、やる気がわいてくる。
脳外のノート、資料、DVD、本など部屋に積まれたモノを検索、整理するよい機会になります。


もちろん診立てどおりに進めるわけではないですが、からだのあちこちに痛みがある人の場合、一度で解決しようとはしません。



講師養成コースのアシスタントトレーナーのクリス先生に入学2日目の朝のFIで私が言われた言葉「緑さん、あなたには4年あります」。
その時は「私のからだがよくなるのに4年もかかるのか…」って落ち込んだのですが、最近その意味がわかってきて、この4年間を肯定できるようになりました。



何十年もかけて出来上がった「痛みを作るクセ」はタダモノではない!!
私は信念を持って肩こりや腰痛になりやすい行動を選んでいた。
その信念を取り替えるための4年間で、資格取得のための期間ではない。
フェルデンクライス講師として築きあげる前に一旦、更地に戻す作業からやる。
クラスメートよりずっと遅れていても私は私のペースでよい。



確かに脳とからだが4年前と変化しています。
4年前に感じたり見たりできなかったことが、最近少しづつですが感じたり見られるようになりました。


長い人生の中で4年を長いと思うか、短いと思うか。
変化を楽しいと思えることに価値があるのかないのか。


フェルデンクライスは治療ではなく教育だということがはっきりと言えます。



ぜひとも、フェルデンクライスに興味を持っていただいた方には、最低6回はワークを受けていただきたいです。
2週間に1回のペースで6回だと3カ月1クール。


きっとご自身でご自身の変化を感じられると思います。



今日のゆきちゃん、さとちゃんのように、子育てと仕事を両立して自分のからだのことは後回しになっているおかあさん達にフェルデンクライスをお伝えしていきます!!