フェルデンクライスATMレッスン中に気づいたこと。


私の右足は片足立ちをすると膝がわずかに過伸展する。
前に曲がらず反ることがあることは気づいていたが、無意識で歩いていときはほとんど反っている。
膝蓋骨が脱臼しそうな感触は無意識のときによくあらわれる。


歩行時、左右の膝の角度が違うということは股関節や足首の曲げる角度も違うわけで、長距離歩行で右の足首やふくらはぎが痛くなるのも当然だ。


膝の問題をなんとかしたくてフェルデンクライスを学び始めたはずなのに、脳にもからだにも沁み込んでいなかったことに愕然とした。
その人その人にあった学びの歩みがあるとはいうものの、恥ずかしい。




7年前に初めて受けた藤井先生のフェルデンクライス・ワークショップのテーマは「ラクに歩く」。
今回のレッスンとほとんど同じ内容だった。
だけど、からだの感覚やとらえ方は全然違う。
やっと脳やからだに沁み込む回路が開通したのかもしれない。


気づいてからの再出発。
これまでと同じレッスンをしても、新たな発見があるのがフェルデンクライスの面白いところだ。
7年間でフェルデンクライスの何かを一回りし、これから二回り目に入るような感じがする。