anmido2011-01-03


今日のフェルデンクライス講師養成コースに私なりの題をつけるなら、[他人と比較をしない。自分の中でより質のよい人生を探索するレッスン]とでも申しましょうか。


[頭や首をラクに使える]レッスンを通して[質のよい人生]を考えた一日でした。


昨日は仰向けでの頭の上げ下げ。
今日は横臥位(横向で寝る姿勢)での頭の上げ下げ。
これらがふわりと軽くできるようになりました。


できる人から見たら「そんなの当たり前やんか」ってコトでしょうが、子どもの頃からあっちゃこっちゃの痛みと付き合っている私には歓喜乱舞です。


首を守ろうと肩に余分な力も入り緊張するから、何をするにも安心感がない日常生活を送っていたのだと思います。
たぶん首の痛みは、斜視の影響もあるだろうし、膝の亜脱臼や腰痛等、自分の中の犯人(痛みや違和感)探しをしていたから、何をしても落ち着かずしんどかったのね。


長年のクセだからしつこく根付いています。
クセがでていることを自覚できたら、その都度軌道修正もできるはずです。
治療や手術で痛みを取り除くことはできても、痛みのもとになっているクセが残っていたら、また治療が必要になります。
根本的な原因と向き合うのは、時間と我慢がいります。
自分で自分をあきらめないことが大切だと思う今日この頃です。




帰路、伏見稲荷大社にお参りしてきました。
参道は混雑しているのに、鳥居は肝試しのごとく、ひとりぼっち。
寂しいな〜怖いな〜。
暗闇に小さな灯火だけが足元を照らしてくれます。
そういえばこれだけ冷え込んでいるのに膝も腰も痛くないやんか。
こころは少々冷え込んでいるけど、からだはええ感じやんか。


かつて、いろいろとしんどかったり苦しいと思った時期。
友人からの何気ない言葉や笑顔が折れそうなこころを支えてくれたことがあったなぁ。
暗闇があるからこそ見えてくるものがあり、明けない夜はないって本当やなぁ。



今年、4つ目のおみくじは[吉凶相央……驕慢強情を改めるべし]
驕慢強情って初めて見た言葉ですが、私の気質を言い当てているような気がします。


驕慢…おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること。
強情…意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。


この驕慢強情さ故に、人とうまく付き合えない部分があるのでこの脳味噌のクセも軌道修正していきます。



4年間のフェルデンクライス講師養成コースでからだが大きく変化し、最後はこの気質に変化が起こるのでしょうか。
残り12日間でソフトになりたいです。


今日のキーワード
フェルデンクライス・メソッドはノーリスク、ハイリターンだ♪ byみどり