believe

anmido2011-04-06

講師養成コースで4年間たくさんのレッスンを学びあれこれと試した結果、1年目に習った基本的なものの奥の深さがやっとわかってきました。
料理で例えると「コンソメスープ」とでも言いましょうか。


外国人トレーナーたちはフェルデンクライス・メソッドの達人ばかりで、それを4年間見た私は同じようなことをせねばならぬと勘違いしていました。
フルコースをさらっと作るので、私も真似をしてフルコースを並べたら…。
フェルデンクライスはコピーできないんですね。


1月にシンプルで丁寧なFIレッスンを「クライエントと繋がるってこういうことやで〜!見とけ!」って言う感じで見せてくれたクラスメイトの動きが目に焼き付いています。基本の基本のようなことを繊細にやっている仲間達から大切なことを学ばせてもらいました。


自分が何かをしたい、クライエントに何か提供せねばという自分の想いではなく、純粋にクライエントのからだの声を聴くこと。そうするとおのずとクライエントに必要なレッスンが生まれてくるようです。


体調を崩している方へのFIレッスンでは、かなり疲れてため息をついている背中の声が聴こえてきました。
こころの耳を澄ます。
相手を想う。


澄まそう想おうとする自分が育ち始めたようです。
やっとたくさんの方からいただいた「滋養強壮コンソメスープ」が五臓六腑にしみてきたのかもしれません。
私なりの「味わい深いコンソメスープ(=ソフトアイ・レッスン)」を作っていきたいです。



ますますフェルデンクライス・メソッドが面白くなってきました。