anmido2010-10-24


フェルデンクライスをやるのに世界一素晴らしい環境だと、海外のトレーナーも太鼓判を押した世界遺産御室仁和寺の御室会館の大和室」で開催された安井武先生のフェルデンクライス京都ワークショップに参加した。


午前中は呼吸、声、午後は股関節、胸椎、骨盤等、6時間30分に5本のレッスンをしっかり味わう。


その中で特に感動したのが「胸椎1番〜6番を使った胸椎時計のレッスン」。

仰向けで両膝を立て、足裏で床を押しながら、尾てい骨、腰椎、胸椎をひとつずつ第2胸椎まで浮かせる。
この動きがなめらかにできることにより、肋骨もしなやかに動き、呼吸もラクになった。

長年「私の首は傷んでいる」と思っていたが、先日のATMレッスンで、首に対する見方が変わった。
そこをさらにバージョンアップする動きの連続で、胸椎の12個が個別に感じて動くようになった。
からだ全体が安心感で包まれている。


同じレッスンを受けても各々のからだの状態で体験は違う。
他の人はどんな体験をしたのだろうか。
みんなにインタビューしたい。


からだのどこかに痛みや違和感があるということは、その痛みや違和感を強化する生活習慣やクセがあると考えられる。
だからレッスンを受け続けるだけではなく、根源の生活習慣やクセを変える決心も必要だ。


私の場合、その決心ができないから痛みや違和感が戻ってくる。
こうしてパソコンに向かう時間を減らしたら、目、首、肩、背中すべてがラクになることをわかっているのに何時間もやっている。


からだも頑固だが、脳が一番頑固だ。
脳が変わらなければ、行動、思考は変わらないだろう。
変わりたい。


昼食時、安井先生から、講師としての生徒さんとの向き合い方のアドバイスをいただいた。
「失敗や困難が人を育てる」とのお言葉。
今の私のこころにしみる。




安井先生、ありがとうございます。
主催の出口さん、お世話になりありがとうございます。


次回は2011年5月28日、29日に同じ会場で開催されます。
ぜひたくさんの方に参加していただきたいです。