美味しいレッスンを作ろう

今日はスポーツクラブでのレッスンでした。
30代の女性から85歳以上の男性3名まで幅広いメンバーのクラスなので、毎回どんな内容にするか思考錯誤をしながら1年間継続してきました。

最初の頃は「フェルデンクライス・メソッドのよさを知ってもらいたい。学んでよ、気づいてよ、頑張らないでよ!!!」と自分の考えを通そうとしていた私ですが、最近は「50分のレッスンを受けるとなんぞええかんじやな〜」と思ってもらえるようなモノを提供することを第一にしています。

「なんでかわからんけど身体がラクになるから…」でも40回を超えたメンバーは自分の解釈で動かしたり、おとなりさんと動きのシェアをしたり、リクエストや感想をくださいます。

こうして書いていて気づきました。

みなさまにレッスンを届けているつもりでいましたが、それが何十倍にもなって私に返っていたなって。

根気よく私のレッスンを受けて下さるみなさま、本当にありがとうございます。

「一生懸命さも魅力のうちよ」って生徒さんに励ましてもらったことがありますが、それってどうよって自分でもおもいます。

お金をいただいて提供するのに新人もベテランも関係ないですし。

まずいラーメン屋を開店して、損をこうむるのは赤字の店主じゃなくって、まずいラーメンを食べさせられたお客さまだという話を思い出しました。
倒産するのは店主の自己責任だけど、お客さまは被害者!

私は、安心できる材料を使って命のスープのような美味しいラーメンを作りたいなぁ。

100歳ご長寿フェルデンクライスのクラスができるかも。